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顔の話

顔の話

 前 書 き


「目が己を見うるのは、ただ反射によってだけだ」 ウィリアム・シェイクスピア



水面に映った自らの「ムクツケキ」顔をつくづくと眺めて見る・・・。
うーむ、可愛い!あ、いや・・・(*^_^*)


ふと、顔は自分のものであってそうでない、つまり自分の為にあるのではなく、
人の為にあるようにも思います。何故なら、話し相手・若しくは第三者に
自分の感情等を伝えるにしても、常に相手への思い遣りの心を大切にすると、
当然顔の表情はそれまでとは変わってくるからです。


話は変わりますが、人には職業顔があるのだそうです。どうして確認するか
と言いますと、多くの同系職業に就業している方々の顔写真を、パソコンを
使って取り込み、「顔」の平均をとると職業顔になるのだそうです。
実際、ある方の講演会で代表的な職業顔を見せてもらいましたが、なるほど!
と納得させられました。


扠、そのある方とは・・・、東京大学教授の原島博先生です。
先生は、大学では私たち凡人には計り知れない学問を究めていらっしゃる
ようですが、それとは別に「日本顔学会」なるものを設立され、なをまた
「顔訓13箇条」なるものを紹介されたのです。


これが、なかなかに面白い!


そこで、原島先生の顔訓13箇条に私見も加えながらご紹介する
ことにします。
純粋に先生のお話をしりたい方の為に、先生の著書を紹介しておきます。



《参考文献》

株式会社河出書房新社 刊 「人の顔を変えたのは何か」

原島博・馬場悠男 著 定価667円 ISBN4 309 50114 1



 【 顔訓 13箇条(改)】


第1条 自分を好きになろう



〈 解 説 〉
毎朝起きたら、鏡に映った自分の顔に向かって良い言葉を掛けましょう
それが引いては、自分を好きになることに繋がってくるのです
例えば、予め時間のある時に、「私はキレイ、私は出来る、私は強い、
私は勝つ、私は幸せだ、私はお金持ちだ・・・云々」という「プラス思考」
言葉を集めた短文を作っておいて、鏡の前に置いておき繰り返し毎朝自分の
「笑顔に語りかける」のです
これは、日本一仕事が出来るというサラリーマンの方の講演会で、自分に
対して暗示をかける意味で用いられる方法でもあると伺ったことがあります
また、子供の自殺者が後を絶たない原因の一つとして、いじめを受けたり
家庭環境の著しい低下等で自分を好きになれなくなった子供の存在が考え
られます
このような子供達に、自信を付けさせ、自分を好きにさせ、自分を大切に
する心を芽生えさせる方法の一つともなれば良いと考えています
何れにしても、毎朝続けることが肝心だということは、言うまでもないこと
ですね



第2条 顔は見られることによって美しくなる



〈 解 説 〉
顔は、人に見られることによって美しくなります
例えば女性の場合、「今日は日曜日、久々に何も予定が入っていないわ」
という日だとしましょう
そのような日に、早朝から起き出してせっせとお化粧される方がいらっしゃる
でしょうか?
お化粧どころか、ともすればお昼頃まで寝間着で!なんて方もいらっしゃる
のでは!?
さて、では何故この女性はお化粧をしたり美しく着飾ったりされなかった
のでしょう
即ち人に出会わないから、人に顔を見られることが無いからに他なりません
という事は、顔は人に見られることによって美しくなる!
な〜るほど〜、ごもっとも!!



第3条 顔は褒められることによって美しくなる



〈 解 説 〉
私事になって恐縮ですが、この講演を妻と共に拝聴しましたが、それ以前から
妻は私のことをいつも「可愛い!」・・・、と言って褒めてくれます
ですから、私は素直に可愛い!のだと思って信じて疑いませんし、当然自分に
自信を持っています
また、私も妻のことを「可愛いね!」と言って褒めてやります
ですから、我が家はいつも賑やかで仲良しで、夫婦円満家内安全です
これをお読みいただいているそこのあなた!是非パートナーや家族親族
向こう三軒両隣の皆さんと褒め合いましょう
朝起きたら、「お!おまえ今日はキレイだなぁ!!」とか、「あ!あなた
今日はイケテルわねぇ!!」とか・・・
最近の世の中、一歩外へ出ると誰も自分を褒めてくれはしないじゃありま
せんか
であれば、せめて家族どうしくらい褒め合いましょうよ・・・ネ



第4条 人と違う顔の特徴は自分の個性(チャームポイントと思おう)



〈 解 説 〉
特にお若い方に多いと思われますが、青春時代は目の大きさに始まって
鼻や口・歯等に至る迄色々と気になるお年頃ですね、今となっては遠く
懐かしい想い出です
それが他人と違って多少際立っていると、当然気になります
中には、思い余って!という大事にも発展するくらい、ご本人にとっては
真剣な悩みに成り得る事柄です
ですが、ちょっと待って!
そのような、人と違う特徴というものは、大好きな自分のかけがえのない
個性なのです!
所謂、チャームポイントと言い換えられるのです
例えば、多少歯の出っ張った方がいるとしましょう、その方は自分の歯が
出ていることを百も承知です
中には、人前で話すことを恥ずかしがる方もいらっしゃるかもしれません
そんな時、つい手で口元を触ったり、隠すような仕草を無意識のうちに
取ってしまわれることもあるかもしれませんね
そのような行動をとられた相手は、「あれ、何だろう?」と気になりだし、
よく見てみると、「あぁ、この人、少し歯が出ているわ!」ということに
なる訳です
ですが、往々にして本人が気にするより人はそんなに気にしてはいない!
これが事実です
そして、その特徴を逆に利用して自分のチャームポイントにしてしまう!
くらいのプラス思考や勢いがあって良いと思います
ガンバロー!!



第5条 コンプレックスは、自分が気にしなければ他人も気付かない



〈 解 説 〉
これは、第4条で解説したのでそちらをご参照下さい



第6条 眉間にシワを寄せると、胃にも同じシワが出来る



〈 解 説 〉
眉間にシワを寄せる・・・、凡そ面白くないことが起こった時こういう顔に
なりますよね
この第6条によると、そのような場合は胃にも顔と同じようにシワが出来る
のだそうです
恐いですね〜、イヤですね〜!
胃にシワが寄るということは、不健康になるということですから、これは
困ります
人は真剣に怒ると胃から血が出る!とも言いますし、脳からも猛毒の成分が
分泌されるそうです
ですから、普段から怒りっぽいという方は、その作用を受けて健康を害して
しまいがちだと考えられます
一方、笑顔がどれだけ大事か・・・、というお話もしておかないと!
以前私の友人が仕事で沖の島へ行った時の話です
本州より船で沖の島へ渡るのですが、その時は非常に激しい嵐だったそうです
当然船は大揺れ状態で、乗船客も総船酔い状態だったとのこと >ヒエ〜!!
そんな中、友人はお手洗いに駆け込み目の前に掛かっていた鏡を覗き込み、
真っ青になった自分の顔を眺めながら、「こんなに気分が悪く辛い時でも
人は笑えるものなのか?」と疑問を持ち、笑ってみたのだそうです
すると、何と鏡に映った自分の顔が、引き攣りながらも笑っていたそうです
ははぁ〜、人間とはこんなに辛い時でも笑えるものなのかと思ったとの
ことでした
さて、しばらくして船は沖の島へ無事到着する訳ですが、船酔いでへろへろ
状態の乗船客を尻目に、友人は既にかなり気分が良くなっていたのだそうです
さて問題です、同じ条件で乗り合わせていたにも拘わらず、何故友人だけが
人より早く気分が回復したのでしょう?
他の人との違いはただ一つ、笑ったか笑わなかったかの違いだけです。
また、こんなお話もあります
ある時、航空機で移動中、座席前のポケットに自由に読めるよう航空会社の
用意した雑誌を読んでいた時のことです
ページを繰っていると、ある医学博士の実験に関する論文が掲載されていました
読み進めてみると、大学の女学生に協力を仰ぎ、その女学生の一番好きなもの
(ヒヨコ)と一番嫌いなもの(ゴキブリ)を手の平に乗せて、必ず笑いなさい!
という過酷な!?実験内容でした(協力者にとっては真に災難である・・・)
さて、女学生の大好きなヒヨコを手の平に乗せて笑った際、幸福感を感じると
言われている脳内モルヒネ「β-エンドルフィン」が分泌されたそうです
一方、女学生の一番嫌いなゴキブリを手の平に乗せられ、無理矢理に笑えと
言われて笑った際にも、同じくβ-エンドルフィンが分泌されたのだそうです
これらを考え併せてみると、人生には必ずしも嬉し愉しいことばかりでは
ありませんが、そんな厳しい時ほど笑顔を絶やさず前向きに頑張れば、
事態は必ず好転するという真理が見えてきます
それは、私たち人間の身体にも同じ事が言えると思います
笑顔には絶大なるパワーが秘められていて、それを引き出せるかどうかが
人生の幸・不幸を分ける!と言っても決して過言では無いはず・・・
笑える暮らしは、自らの笑顔で作り出しましょう



第7条 目と目の間を離そう、そうすれば人生の視界も広がる



〈 解 説 〉
驚異!!私は実際に目と目の間を離すことが出来る!!訳は無いワケでして・・・
所謂、視野を広く心も広〜く余裕をもって暮らしましょう、ということ
でしょう
そうすれば、自ずと人生も拓けてくる、と!



第8条 口と歯を綺麗にして、心置きなく笑おう



〈 解 説 〉
普段の生活の中で心から腹の底から笑おうと思うと、どうしても大きく
口を開けなければなりません
そのような時、口臭がキツかったり歯が汚れていると思うと、どうしても
遠慮がちになってしまうもの
エチケットとしても大切なことですね
元来、人は一人では生きて行けない生き物です、であれば、何時何処で
どんな方とお話する機会が訪れるか解らないのですから、準備万端整えて
おくことが肝要ではないでしょうか
また、自身では気付かない場合も往々にしてあるように思います
以前、電気製品を求めにお店へ行きました
目当ての品があることを確認した上で、店員さんに説明を求めましたが、
たまたまその店員さんが口臭のキツい方で、尚かつニコチンだらけの
黄ばんだ歯をして「ニッ」とにやけ笑いをする方でした
途中まで必死に我慢していましたが、結局最後まで保たず購入を断念して
トボトボと引き返すハメになってしまいました
接客業でこれをしてはダメですよね
「人の振り見て我が振り直せ」・・・、自ら気を付けたいものです



第9条 左右対称の表情作りを心掛けよう



〈 解 説 〉
ニヒルに口の端を上げて「ニッ!」と笑うのは好ましくないそうです
どうせ笑うのでしたら、変な小細工はせず豪快に「ぐわっはっはぁ〜っ」
といきたいものです >因みに、私は小心者でして・・・(泣)



第10条 美しいシワを人生の誇りとしよう

        (過去の栄光にしがみつかず、未来に希望を持とう)


〈 解 説 〉
今度は、どちらかというとアダルティ〜(アダルト向き)なお話になります
顔に出来るシワ、誰しもが気になるところだと思います
自然にまかせ総てあるがままを受け入れてお暮らしの方には、次の条へ
読み飛ばしていただいて構わないところです
ここでは、「美−シワ伸ばし−」の為に不断の努力に明け暮れておいでの
皆様方にお読みいただきたいのです
さて、「シワ」とは「自身の人生(歴史)そのもの」なのだそうです
ですから、無理をしてシワを伸ばすということは自分自身の人生を否定
することに他ならないのです
美しくありたい!という感情や努力は大切なもの
しかし、残念なことに人はどんなに努力してもシワを消すことは出来ませんネ
また、幾らお金を掛けようとも10代のピチピチお肌(過去の栄光)
にも立ち返ることは出来ません
じゃぁどうするの?
現状をしっかりと認めた上で、未来に希望を持つこと(ふさぎ込みがち・・・
では無く、笑顔です!)が、明日への幸せに繋がるのです
「シワ?これはこの世で私が生きた証拠よ!」くらいの思いで暮らすが
よろしいようです
しかして後、美しいシワ(未来)へ希望を持とうじゃありませんか!
男性の皆さんにも同じ事が言えます
言い換えると、「美しいハゲを誇りとしよう!」だそうです
実はこの原島先生、ご自分で仰っていましたから確かだと思いますが、
若干・・・薄いのだそうです
それが自身の人生、誇りにしているのだそうです



第11条 人生の3分の1は眠り、寝る前に良い顔をしよう



〈 解 説 〉
夜(各自にとっての)しっかり睡眠を取ることは、健康上にも笑顔にも
重要であることは容易に想像出来ますし、出来る限り皆さんが努力されて
いらっしゃることでしょう
さて、ここで第1条を思い出して下さい
朝起きたら自分の顔に向かって、笑顔で良い言葉を掛けることが重要だと
述べましたが、この第11条では「寝る前にも良い顔が大事」だと仰って
います
今日の日が嬉し愉しい日であれば、誰もが何の問題も無く笑顔で寝られると
思いますが、残念ながら人生はそう甘くはないのが常であります
例え今日が面白くない・辛い・悲しい・厳しい日であったとしても、
「寝る前に良い顔」をすることが肝心だと読み解いていかなければならないと
思います
なかなか出来ることではありませんが、無理矢理にでも作り笑いをする
ことによって、笑顔の絶大なる効力が発揮されるのでしたね
それを思いますと、キーポイントだと強く感じます



第12条 楽しい顔をしていると、心も楽しくなる



〈 解 説 〉
この条も、言葉の裏(深み)を読み解いていく必要があります
心楽しいことがあれば自然と笑顔になる、これは謂わば当たり前ですね
話が横道に逸れます
最近のお若い方は無表情で嬉しいのか悲しいのか
さっぱり解らない方が多いご様子・・・、ん〜、行く末心配だ
因みに、若い間に何かに真剣に打ち込んで「血を燃やして」おかないと、
大人になってから頑張っても既に血が燃えないのだそうです
所謂、冷血な人になるそうです >恐いですね〜
話を戻します
ですが、前条と同じく「楽しくない時」でも笑顔を忘れず頑張っていると、
これまた自然と心が楽しい状況になるということではないでしょうか
「貧すれば鈍する」と言いますが、困った事態に遭遇した時、ダメだ
ダメだぁ〜と思ってしまうとダメなことを喜ぶ霊が集まって来て、その状況を
どんどん貶めていくのです
しかしそんな時、なにくそーっ!負けるか!絶対に大丈夫!という勢いと
「最強の笑顔」で事に当たれば、「負けない!」「大丈夫!」という笑顔を
喜ぶ霊が集まって来て、良い方へ向かってまっしぐら!
そう思われませんか?



第13条 良い顔・悪い顔は、人から人へ伝わって行く



〈 解 説 〉
いよいよ最後の条です
総まとめですね
初めに述べましたように、私は「顔」は自分の為というより人の為にある!
と考えています
ですから、出来るだけ良い顔をしようと決意も新たにするところです
ここで1番大切なことは、顔は人へ影響を与えつつ陽光の如く遍く世の中へ
広がり、何時の日か必ず自分へ還って来る!ということです
そうなると、当然良い顔として還って来て欲しいですよね!?
であるとするならば、自分から笑顔を発信しなければ笑顔が還って来る
ことは無い・・・ということになります
言霊(ことだま)信仰も同じですね
この世は、「万霊(ばんれい:総ての霊)は万有(ばんゆう:形ある総ての物)
に憑依(ひょうい)す」と言われています
総ての物に霊が宿っているという考え方です
言葉にも霊が宿り、それなりの力を持ってさざ波の如く世の中に広がって行き、
何時の日か必ず、同じ力で自分に跳ね還ってくるのです
良い言葉で還してもらいたければ、自分が良い言葉を使わなければなりません





 終 わ り に

  • これまで、顔の話を書き綴って参りました
    それぞれ長い文でしたので、いったいどれだけのお方にお目通しいただけ
    たのか判りませんが、世界の笑顔は日本から発信されると、未来へ大きな
    希望を持っております

  • さて、最近の世の中、「我慢」という言葉を忘れ去ったお方が余りにも
    多いように思われてなりません
    また、人には分け隔て無く全員に「受忍義務」があることを知らない人が
    あまりにも多いことに、驚きと絶望感を隠しきれません
    このようなことでは、日本が良くなるハズがないと思わざるをえません
    そして、忘れてならないことは「自分が変われば相手が変わる」
    これが人生の鉄則の1つです
    「君が先に変わったら私も変わる!」では無いのです
    あくまでも自分が先に変わるところに、深いふか〜い意味があります
    「言うは易く行うは難し」ですが、素晴らしき日本民族の血を思い出して
    いただきたい、と切に祈るばかりであります
    どうか、世界が笑顔で溢れかえり、穏やかで平和になりますよう・・・




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